東京日和

2011年02月05日

3日間、東京へ行ってまいりました

お休み中、お店に来てくれていたお客様が何人か今日、いらっしゃってくれました
伝言&お知らせツールが乏しくて、ご迷惑おかけしてすみませんっ!
そして、みなさんに聞かれたのが

「何か、いいものありました?」

 

はいっ!ありました

 

まだ、詳しくはお伝えできませんが、
徐々に全貌を明らかにしていこうと思います

で、今回の東京でのお話しですが、
盛岡とうってかわって晴天!
東京の乾燥注意報に、さすがの雨道具屋も敵いませんでした
歩き回らなければならない私たちにとっては大変助かる東京日和でした

 

最初に伺ったのが、先週から取扱いを開始した
SyuRoさんのお店

店内には道具屋でも扱っている缶が行儀よく綺麗に並べられていて、
店内は、モノガタリや職人の技や道具を感じる、古いものと新しいものとが混在している
とても、素敵な空間でした

SyuRoのオーナーの宇南山 加子さんにもお逢いしました
とてもお話しし易い方で、お子様がいるお母さんとは思えない、かわいらしいキュートな方でした

店内の一角には、作業場があり
そこで一つ一つ手作業で、ピカピカの缶にヤスリをかけていました
こうすることで、汚れや手垢が目立ちにくくなるそうです
「均一にヤスリを掛けるのが難しいんです。でも、一つ一つ表情が違うのがまたいいんですよ」とお話ししてくれた方の手袋は、ヤスリをずっとかけているので指先が破れていました
また、それがかっこいいんです
リズムよく、早業で仕上げていく職人の手でした

そして、これが銅の缶

 

右が真新しい缶
左が月日が経った缶

 

ピカピカの缶もいいけど、月日が経った渋い感じの缶を好んで買っていかれる方もいるそうです
いつか、自分の缶もこんな風になるのかな・・・
どんな表情になるのだろう・・・
そう思って愛着をもって使い込んでいくのもいいですよね

 

 

SyuRoさんのまわりは街工場があちこちにあるので
「ここは、なにを作っているのだろう?」
と探索しながら、次に向かったのは
心にもからだにもやさしいお茶とごはん、ときどき雑貨のお店「itonowa」さん
ここでは、「イイホシ ユミコ」さんの器が使われていて、気になっていたお店

中に入ると、私たちで満席
更に、後から後からお客様・・・
予約をされている方もいらっしゃいました

手作りのジンジャエールとコーヒーとスコーン

どれも、とても丁寧で盛り付けも素敵ですごく居心地の良い場所でした
そこで、お土産も買って、帰り際にスタッフの方にもいろいろお話が聞けました
素敵なカフェでした

憧れていた「イイホシ ユミコ」さんのお店にも行ってきました

ずっと、本やネットでしか見たことがなかった作品を思う存分見てきました

そして、最近の新作「Toy Cup」の石膏型
これ、パリのおもちゃ工場跡地からでてきたおもちゃの小さいカップの石膏型で、
それをイイホシさんは拡大して実際に使えるサイズで作りました
ちっちゃいサイズとおおきいサイズのセットです

この石膏型、生で見れて純粋に感動でした

イイホシさんは、イメージしてたとおり
とっても柔らかい空気をもった方で、とてもほんわかして
素敵な女性でした

作品も、「手づくりとプロダクトの境界にある作品」
をコンセプトにされているのですが、イイホシさん自身が優しい雰囲気を放ちながらも、凛としていて、作品と同じ空気を持つ方だなぁと

改めて、感激したのでした

これは、連れて帰ってきた作品です

口当たりも良く、手の収まりも気持ちいいですよ

 

 

今回の東京はてんこ盛りの為、
つづきはまた明日・・・

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