歴史あるもの
2011年11月03日
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今日の盛岡
晴れ 19℃
今日は、開店時間前に紺屋町にある『ござ九』さんに行ってきました!
創業は文化13年(1816年)で200年近く続く商家のござ九さん
通常は入ることのできない裏にある蔵を見学できるとあって
とても楽しみにしておりました
江戸後期から明治にかけて、先代の名前が入った「森九商店」として行商を始め
「茣蓙」を扱うようになってから、「ござ九さん」と呼ばれるようになり
その呼名も店名として残すこととなったそうです
格子戸の町屋建築のお店を入り、奥に通していただくと
とても広い中庭がありました
いくつもの蔵がつながり、市内の真ん中とは思えない
静かで懐かしく、時間が止まったような感覚にさせてくれます
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一番古い蔵にも入ることができました
約200年、ずっとここにあった蔵
何本もある柱は、どれもびっくりするほど太く
それぞれが歴史を感じさせる艶で光ってました
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蔵を増築しては、つなげていったという造りは
建物の中に建物があるという、とても不思議な空間
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蔵の中にある、2階へと上がる階段も
素敵な収納になっています
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今はなかなかお目にかかれない「碍子配線」
磁器で出来た碍子も素敵です
ござ九さんは分電盤も磁器で出来ていました!
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盛岡の古き良き生活雑貨を扱うござ九さん
商品もさることながら、
どこの空間を切りとっても、すべてが絵になるお店です
歴史が作り出す空気って本当にすごいです
建物でもモノでもそうですが
使い込まれていくほどに価値を増し
大事にされてきたものたちは、その家族だけではなく
別の人たちにも共通した価値として伝わっていくものだと痛感しました
その、歴史的建造物を大事にし
昔からの商家を守り続ける「ござ九」さん
「ちょっと一服と、気軽に寄っていって頂ければ・・・」
と、とてもシャイな七代目の理彦さん
商品も「懐かしい♪」という世代から
「おもしろい!」という若者世代まで
いろいろな発見もできるお店ですので、
是非お気軽に足を運んでみて下さい
きっと、丁寧にいろいろ教えてくれますよ
今日は、とっても良い日でした!
ござ九さん、ありがとうございました
明日の盛岡
晴れ 17℃